新NISA制度について、よくある質問を以下にまとめたため、参考にしてみてください。
- 非課税保有限度額は買付額で管理されますか?
それとも売却額で管理されますか? -
非課税保有限度額については、買付額で管理されます。
また、NISA口座内の商品を売却した場合、売却した商品の買付額分の非課税枠を翌年以降に再利用できるようになります。
- NISA制度では非課税保有限度額が管理されると理解していますが、金融機関の変更はできますか?
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金融機関の変更は可能です。
利用者の非課税保有限度額については、国税庁で一括管理をしています。
- つみたて投資枠と成長投資枠を別々の金融機関で利用できますか?
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つみたて投資枠と成長投資枠を別々の金融機関で利用できません。
ただし、利用する金融機関は一年毎に変更できます。
- つみたて投資枠だけで非課税保有限度額を使い切ることはできますか?
また、つみたて投資枠を利用せずに成長投資枠のみを利用することはできますか? -
つみたて投資枠だけで非課税保有限度額(1,800万円)を使い切ることができます。
また、つみたて投資投資枠を利用せずに成長投資枠のみを利用することは可能ですが、成長投資枠の非課税保有限度額は1,200万円までになります。
- 2023年までのNISA制度で保有している金融商品は、2024年から始まった新NISA制度を利用する前に売却しないといけませんか?
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2024年から始まった新NISA制度を利用する前に、2023年までのNISA制度で保有している金融商品を売却する必要はありません。
金融商品の購入時から、一般NISAは5年間、つみたてNISAは20年間は非課税で保有でき、自由に売却できます。
ただし、上記の非課税期間終了後に、2024年から始まった新NISA制度に移管(ロールオーバー)できないため、注意してください。
- ジュニアNISAで保有している金融商品は、2024年以降どのように取り扱われますか?
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2023年までにジュニアNISAで投資した金融商品については、非課税期間(5年)終了後、自動的に継続管理勘定に移管され、18歳になるまで非課税で保有できます。